○ 巨人 8 − 5 阪神 ●
<7回戦・東京ドーム>

 3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神』で解説を務めた江本孟紀氏が、阪神・梅野隆太郎捕手に苦言を呈した。

 阪神の先発は2年目の門別啓人。初回簡単に2アウトとしたが、3番・吉川尚輝に二塁打、続く岡本和真に四球を与えると、坂本勇人にフォークをレフト前に適時打を浴びた。江本氏は「坂本は当たっていないんですよ。なぜ当たっていないかというと外角低めのショートバウンドを膝をつけて打ちたがあるバッターなんですよ。ほとんど空振りか凡打。そこへちょっと浮き気味の変化球を投げていく。一番、坂本が好きなところに投げているわけですよ。今のは真っ直ぐをインコースに投げないと、配球が悪い。もうちょっと梅野も押させないと。若手のいきのいいピッチャーを受ける時はもうちょっと押さないとダメですよ」とチクリ。

 最少失点で凌ぎたい門別だったが、続く長野久義にも2ボール2ストライクから投じた5球目の147キロストレートをレフト前に適時打。江本氏は「長野があそこしか打てないところに投げましたね。ちょっとアンラッキーというかね、もうちょっとキャッチャーも強気で押すなら押すで、一貫性がないとね」と指摘した。

 小林に適時打を浴びた後、江本氏は「もう投げる球ないよ。真っ直ぐ打たれる、カーブ打たれる、ますます(門別は)混乱する」とコメント。門別は門脇誠にセンター前に適時打を浴び、初回に41球を投げ、4失点を喫した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)