茨城ロボッツは5月2日、トーマス・ケネディが3x3日本代表の一員として「FIBA 3×3 バスケットボール ユニバーサリティオリンピック予選 2(UOQT2)」に出場することを発表した。

 同大会は3日から5日にかけて開催。茨城ロボッツは4日、5日にホームのアダストリアみとアリーナで宇都宮ブレックスとの2023−24シーズン最終節を戦うが、ケネディは3x3での活動を優先し、試合に欠場するという。

 茨城は12勝46敗でB1全体22位。降格圏に沈む同23位の信州ブレイブウォリアーズと2勝差で、残り2試合で1勝でも挙げれば自力での残留が決まるという状況にある。ケネディ、西村大介代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーはクラブ公式HPを通じて、次のようにコメントした。

「ロボッツファンの皆さん、こんにちは。現在、UOQT2に向けて、宇都宮で準備をしています。日本を代表し、パリオリンピック出場をかけて戦うチャンスを得ることができ、とても興奮しています。このような大きなことを成し遂げられるなんて、夢のようです。宇都宮戦に私は出場できませんが、チームの勝利を心より祈っています。私も全力で頑張ります」(ケネディ)

「JBAの強い要請を受け、堀オーナー・グレスマンHC・ケネディ選手本人と協議の末、日本代表が勝つことが日本のバスケットボール発展・Bリーグ発展に繋がると信じて、ケネディ選手を『FIBA 3x3 UOQT2』に送り出すこととなりました。それによりケネディ選手は今シーズンロボッツ最終戦である宇都宮ブレックスとの試合には出場できません。茨城ロボッツにとって最終節の2試合は非常に重要な試合ですが、ケネディ選手の分も残りのメンバーで戦い抜き、B1継続を勝ち取りたいと思います。ケネディ選手が活躍し、日本代表がオリンピックの切符を手にすることを期待しています」(西村代表取締役社長兼ゼネラルマネージャー)