納豆が大好きで、毎日のように食べている方も多いのではないでしょうか。納豆需要が高いのか、コンビニ各社でも(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)納豆巻きを取り扱っています。

今回は、コンビニ各社(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)の納豆巻きをピックアップ。総重量や納豆の味わいなどを食べ比べ検証しています。

最も重みがあるのはセブン-イレブン

お皿の重さを抜いて、総重量を測定。セブン-イレブンが最も重くて108g、ローソンとファミリーマートは102gです。見た目上、3社ともに納豆巻きの大きさや太さの違いがあるように見えませんが、セブン-イレブンだけ少々重くて意外な結果でした。

セブン-イレブン「手巻寿司 旨み醤油タレの納豆巻」194円(税込)実食レポ

北海道産丸大豆と国産米を使用した納豆巻。北海道産大豆と醤油タレの旨味が引き出されている一品。

1個当たり188kcal・たんぱく質5.3g・脂質1.9g・炭水化物38.9g・食塩相当量1.9g。

しっかりとした納豆の粒と丸っこい国産米。海苔はしっとり気味。

納豆はほどよく粘り気がありますね。醤油タレとしっかり絡み合っていて、スタンダードな味わい。納豆の旨味を引き立たせたいのか、醤油の味わいはややひかえめに仕上がっています。

ネット上では「大豆が大粒で良い」「納豆感が強め」といった声が出ています。

ローソン「手巻寿司 納豆」192円(税込)実食レポ

納豆の粒感があり、しっかりと出汁の風味を感じられる納豆巻に仕上がっています。高級割烹しょうゆ「本膳」使用醤油だれや有明海産海苔の使用など、素材にもこだわっていますね。

1個当たり177kcal・たんぱく質5.7g・脂質1.9g・炭水化物35.3g・食塩相当量1.26g。

納豆は今にもあふれんばかりに入っていて、納豆量が多そうな印象を受けます。米は小粒。海苔はややパリっとしています。

上品な醤油の味わいに納豆の旨味が口いっぱいに広がります。納豆感が強め。納豆の粘り気も良く出ていますので、納豆が好きな人におすすめ。

ネット上では「シンプルだけどおいしい」「海苔がパリっとしてて良い」という感想が出ています。

ファミリーマート「手巻寿司 納豆」178円(税込)実食レポ

3種類の超特選醤油で味付けしたこだわりの納豆を使用した手巻寿司です。国産海苔使用。東北地方では仕様が異なるので注意を。

1個当たり183kcal・たんぱく質6.4g・脂質3.0g・炭水化物33.8g・食塩相当量1.2g。

納豆はやや小粒かつ形崩れしているものも。ごはんや海苔は、ほどよくしっとりしています。

不揃いな形の納豆をよく見てみると、ひきわり納豆も混ざり合っていますね。納豆感が良く出ているタイプの納豆巻きなのかと思いきや、においや粘り気が少なめで、クセは強くありません。納豆と海苔、醤油の味付けバランスの良い一品に仕上がっています。

ネット上では「納豆が小粒で食べやすい」「思ったよりもボリュームがあって良い」といった評価が出ています。

納豆の味わいを重視するならローソン「手巻寿司 納豆」がおすすめ

ふとしたきっかけで手に取りたくなる、コンビニ「納豆巻き」。3社ともにそっくりなビジュアルですが、各社ともに味わいや食感の違いが出ています。

セブン-イレブン「手巻寿司 旨み醤油タレの納豆巻」は、大豆が大粒で醤油タレとの相性が抜群。一方、ファミリーマート「手巻寿司 納豆」は、納豆の粘り気やにおいがひかえめで食べやすく仕上がっています。

そして、ローソン「手巻寿司 納豆」は、端っこまでぎっしりと納豆が詰まっていて、上品な味わいの醤油と絡み合い、納豆のおいしさがしっかりと伝わってきます。納豆の味わいを重視したい時におすすめです。

3社ともに安定感があっておいしいコンビニの納豆巻き。ぜひともお好みのコンビニ納豆巻きを探してみてください。

筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。