「やりたい、やりたいとやるものではない」。
自民党総裁選への出馬が取り沙汰される石破元幹事長は6月30日、地元鳥取で取材に応じ、態度表明のタイミングを見定める考えを重ねて示しました。
「石破県連会長には、なんとしても頑張ってもらわんといけんと個人的に思っています」
会長として自民党鳥取県連の行事に参加した衆議院鳥取1区選出の石破元幹事長に対し、地元党員からは期待の声があがりました。
ただ、自民党は今東京都知事選などの戦いの真っ最中。自分のことを優先する考えはないようで…
石破茂 元幹事長
「やりたい、やりたいとやるものではないので。今抱えている課題ってものすごく多いので、我が自由民主党としてどうするんだということが、クリアカットに言えないと、出馬表明とか、してはいけないものだと思っています」
「多くの方に納得と共感を持って頂ける、そういうことの言える時期ということだと思います」
街頭演説では、市民に対しても次のように述べました。
石破茂 元幹事長
「（総裁選について）選挙区の皆様方にまずお話をするのが筋であって、選挙区の皆様方にお話をする前にほかの人に話をするようなことはございません」
石破元幹事長（67）は衆議院鳥取1区選出で当選12回、自民党総裁選には過去4回挑戦しました。
