「いくら」と「すじこ」っていったい何が違うんでしょうか?
実は〇〇があるかないかの違いなんです。
プチプチとした食感が大人も子どもも大好きな「いくら」と、ねっとりとした食感でご飯がすぐなくなってしまう「すじこ」。
どちらもとってもおいしい食べ物ですが、材料は共にサケ・マスの魚卵。
もとは同じものなのに、なぜ呼び方が違うのでしょうか?
実は製法が違う! すじこは卵巣膜ごと塩漬けに
理研ビタミンの解説ページ によると、その違いは製法にあります。
卵巣から卵の粒を取り出し、バラバラにしたものが「いくら」。卵巣膜に包まれた状態のまま塩漬けなどにしたものが「すじこ」になります。
また、いくらは成熟した卵が使われますが、すじこは卵が未熟な状態のものも使われます。プチプチかねっとりか……食感が大きく変わるのもそのためなんですね。
それでは、小さいプチプチ、「とびこ」って何?
いくらと似ているけど、小さくてプチプチとした「とびこ」は何の卵なのでしょうか?
とびこはその名の通り「トビウオ」の卵。小さい卵に味付けをしたものです。