ミュージシャンの長渕剛(67)が22日、東京・タワーレコード渋谷店内の「CUTUP STUDIO」で、7年ぶりオリジナルアルバム「BLOOD」の発売を記念したミニライブ&トークイベントを開催。至近距離で、限定300人との久々のコール&レスポンスを楽しんだ。

 「元気にしてた? 俺はすこぶる元気です! 今日は渋谷の空に狼煙(のろし)を上げた。ここから宣戦布告でございます! いくぞぉーー!」

 今月7日に肺気胸と診断され入院したが、完全復活をアピール。絶対安静の中、入院3日目には体を動かそうと病室でゆっくりスクワットをしていたら、心拍数の変化を心配した看護師が飛んできて「ダメです!」と注意を受けたことを明かした。

 トークに続くライブコーナーでは先行シングル曲「黒いマントと真っ赤なリンゴ」だけではなく「かましたれ!」と「とんぼ」をギター1本で弾き語りし、ファンと大合唱。45年以上支えてくれているファンや仲間への恩返しを込めたアルバム表題曲「BLOOD」で一度は締めくくったが、再び登場して「乾杯」を一緒に歌い、「久々に会えてうれしかったよ!」と満足げにステージを後にした。

 25日からは大阪城ホールを皮切りに、アルバムを引っ提げた全国アリーナツアー(6都市、11公演)がスタートする。