立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に立候補する意向を固めたと26日、各社が報道。3選を目指す現職の小池百合子都知事(71)らとの激しい選挙戦になるとみられるだけに、ネットでは関連ワードが次々とトレンド入り。期待と反発が入り乱れた。

 中日新聞などによると、小池さんに対抗する立民や共産党、市民団体などは、無所属で立候補するとみられている小池氏に対抗する統一候補の擁立に向けて協議を重ねてきたという。

 蓮舫さんは27日、X(旧ツイッター)に、「今日14時から会見をします。いまの、私の考えと想いを語ります」と投稿した。

 知名度が極めて高い蓮舫さんの出馬報道は驚きをもって受け止められ、X(旧ツイッター)では「都知事選」「蓮舫さん」「立憲・蓮舫議員」「午後会見」「蓮舫東京都知事」「小池百合子」といったワードがトレンド入り。支持論としては、「めっちゃ期待する」「小池百合子には最高の対抗馬が来た。公党の党首やってたこともあるし実務能力もある」「少なくとも蓮舫都知事の方が小池氏よりも誠実に都政に向き合ってくれるにちがいない」といった声もが挙がった。

 一方で、旧民主党政権時の「2位じゃダメなんでしょうか」発言をはじめ、蓮舫さんには攻撃的な印象を持つ有権者も多いようで、「勘弁してくれ」「東京が終わるぞ」「人を攻撃する事しかできない人が、行政できるとは思えない」「トップには向いてない」などとアレルギー反応を示す書き込みも目立った。

 旧民進党代表時の「二重国籍」問題をまた持ち上げて、「二重国籍はどうなった?」「国籍がはっきりしてないのが都知事とか悪い冗談過ぎる」などとする反応も。カイロ大卒とする小池都知事の学歴詐称疑惑に触れ、「過去の学歴うんぬんvs過去の国籍うんぬんの戦いの都知事選になるのでしょうか」「学歴詐称と二重国籍で五十歩百歩」などとやゆする書き込みもあった。