◇5日 F1第4戦日本GP初日(鈴鹿サーキット)

 F1日本GPが5日、開幕し、午前中のフリー走行1回目がRBからレギュラーの角田裕毅に加えて、ホンダの育成ドライバーでもある岩佐歩夢がF1公式セッションデビューを果たした。日本人選手2人が公式セッションで一緒に走行するのは2010年の小林可夢偉(当時ザウバー)、現衆議院議員の山本左近(当時HRT)以来、14年ぶり。同一チームでは2006年にスーパーアグリに在籍した佐藤琢磨、山本左近以来となる。

 岩佐はF2を経て今季はスーパーフォーミュラ(SF)に参戦。3月上旬に鈴鹿サーキットで行われた開幕戦を戦ったばかりで「スーパーフォーミュラとF1を同じサーキットで比較できるのは、なかなかない。その辺は少し楽しみ」と話していた。

 フリー走行1回目ではダニエル・リカルドのマシンを車番「40」をつけてドライブ。走行データー収集に努めた。

 フリー走行1回目のトップタイムはレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)がマーク。RBの角田裕毅は9番手につけた。岩佐は16番手タイムだった。