サッカー日本代表の森保一監督(55)が30日、欧州と中東での視察を終え、成田空港着の航空機で帰国した。パリ五輪の出場権を獲得したU―23日本代表について「五輪で結果を出せるように最大限、協力して、サポートしていきたい」と述べ、6月のアジア2次予選(6日・ミャンマー戦、11日・シリア戦)と同期間に活動するU―23日本代表の強化を最優先する意向を示した。

 パリ世代のGK鈴木彩艶(シントトロイデン)、MF久保建英(ソシエダード)に加え、U―23日本代表の大岩剛監督が要望するオーバーエージ候補の供出に関しても、「考えを固定しているわけではないが、それもあっていい」と、大岩ジャパンを全面的に後押しする考えを強調した。