◇4日 ヤクルト7―7中日(神宮)=延長12回

 2日連続で「1番・左翼」でスタメンの大島が今季初の猛打賞をマークした。1回に左前打で出塁すると、2回は2死一、二塁からサイスニードのカットボールに詰まりながらも左翼線にポトリと落とす先制の適時二塁打。2点を追う9回は1死から中前打を放ち、同点劇を演出した。

 「(適時打は)フォークだと思います。何とかあそこに落ちてくれて先制できてよかった」。今季は開幕からベンチを温める時間が多く、先発は6試合目。「野球の仕方を忘れそう」と冗談めかすこともあったが、きっちりと“大島プロ”が存在感を放った。