◇22日 サッカー ルヴァン杯3回戦 横浜FC1―3名古屋(ニッパツ三ツ沢球技場)

 名古屋グランパスは、前半5分にFW永井謙佑が先制点、同7分にDF野上結貴が追加点と最高の滑り出しを見せた。前半のうちに1点をかえされたが、後半17分にセンターバック起用されたMF吉田温紀がスーパーゴール。プレーオフステージへの進出を決めた。

 先制点は右サイドでMF中山克広が2人を交わしてクロスを送り、永井が頭で合わせた。2点目はFW榊原杏太がマイナスにボールを預けると、野上が滑り込むようにしてシュートした。

 早々に2点をリードしたが、横浜FCに流れを握られる展開に。1トップのFW桜川ソロモンの強靱(きょうじん)なフィジカルに手を焼き、同44分、桜川のパスからMF小倉陽太に決められ、2―1で折り返した。

 ハーフタイムで、FW山岸祐也を投入。公式戦復帰となった。後半17分に左CKの混戦から、吉田が自らで上げたボールを頭でキープし、ジャンピングボレー。ゴール左を陥れた。その後は諦めない横浜FCの攻撃を受けたが凌ぎきり、J2の実力者を退けた。