野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が25日、京都市のわかさスタジアム京都で行われた関西学生野球春季リーグの関大―近大戦を視察した。取材対応の際は、2026年に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の試合会場がこのほど発表されたことについての質問が出た。

 第6回大会は、準決勝と決勝が23年の第5回大会と同様に、米マイアミにあるマーリンズの本拠地「ローンデポ・パーク」で行われる。侍ジャパンが世界一奪還を果たした球場が、また頂点を争う舞台となる。1次ラウンドはC組が東京ドーム、D組がマイアミ、A組がプエルトリコのサンフアン、B組が米ヒューストンで開催され、C、D組突破の準々決勝がマイアミ、A、B組突破はヒューストンで行われる。23年は準々決勝も東京ドームだったが、26年は準々決勝から米国となる。

 井端監督は発表されたことを聞かれると「ちょっとシステムというか、前回と異なるところがいくつかありましたが、やることは変わらないですし、前回優勝した球場でまた決勝戦があるのは、すごく縁起のいい球場なのかなと思ってます」と感想を語った。