トヨタ自動車が開発中の水素エンジンを搭載するルーキー32号車は、厳しい滑り出しとなった。4人目に乗車したヤリ−マティ・ラトバラの走行中にブレーキトラブルが発覚し、3時間半経過時点からガレージにこもりっぱなし。その前に乗った小倉康宏は予定通り26周の連続走行を果たせたが、直後にトラブルに見舞われた。車両開発も担う佐々木雅弘は「コンペティションをやっているわけではない。(この状況下で)1周でも多く走ることが目標」と力を込めた。