23日の宝塚記念で優勝したブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡)が激戦から一夜明けた24日、栗東トレセンで元気な姿を見せた。田嶋助手は「栗東には午後6時半くらいに到着しました。カイバもしっかり食べていましたし、ケロッとしているからタフな馬ですね。今朝もいつも通りですし、今のところはダメージもなさそうですね」と説明した。

 春のG1戦線を締めくくるグランプリを制し、厩舎にとってもうれしいJRA・G1初勝利となった。同助手は「タフな馬場だったからみんな脚を使っているんだろうね。その中で走り方の問題ですけど、この子がいかに無駄なく走ったかということだと思います」と振り返り、今後については未定だが「楽しみはだいぶ膨らんだと思います」と目を細めた。