サッカールヴァン杯準々決勝の組み合わせ抽選会が2日、東京都内であり、各クラブのOBのくじ引きにより対戦カードが決まった。J1首位の町田は、昨季引退した太田宏介さんが出席。町田の快進撃の理由を解説した。町田は、新潟と対戦する

 「やっぱり黒田さんがつくってきたチームマネジメントが、ものすごくうまくいっている」と昨季就任した黒田監督の手腕が大きいと指摘。自身が選手として在籍し、J2だった昨季を振り返り「前半戦はほとんど試合にからめなかったが、不思議とチームのために全力で練習して、出られない悔しさがありながらもチームのことを応援できて、勝ったときに喜べる、本当に良い集団だった」と語った。

 「これだけ現場が1つになっていて、会社含めてみんなが同じ思いで戦っていると、そりゃ結果が出るよなというのが今年も継続されている」と、選手が大幅に入れ替わった今季も結束力の強さが維持されていると強調。「偶然ではない。あとは、選手たちが本当にがんばる。戦う。誰もエゴを出さないし、謙虚だし。向上心がある」と姿勢を要因に挙げた。

◇組み合わせは以下の通り(左が第2戦ホーム)

広島―名古屋

札幌―横浜M

甲府―川崎

町田―新潟