伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第5週「朝雨は女の腕まくり?」(第25回)が3日に放送され、裁判官の桂場が団子を食べて一瞬笑顔になる様子が描かれると、ネット上には「やっとお団子食べれた!」「よかったね」「桂場かわいいぞ!」といった反響が寄せられた。

 昭和11年12月。1年半に及んだ「共亜事件」の裁判は結審の日を迎えた。寅子(伊藤)とはる(石田ゆり子)は傍聴席から被告人の直言(岡部たかし)を見守り、法廷の外では優三(仲野太賀)やよね(土居志央梨)たちが待っていた。

 判決は検察の主張を退けて無罪。法廷がどよめきに包まれる中、裁判長の武井(平田広明)は改めて、検察側が提示した証拠の信ぴょう性に疑問を呈し「あたかも水中に月影をすくい上げようとするかのごとし」と論評する。

 判決後、寅子たちは長い裁判を戦い抜いた直言を労う。一方、弁護士を務めた穂高(小林薫)は、桂場と酒を酌み交わす。そこで穂高は、桂場が書いた判決文を絶賛する。

 判決から数日後、寅子は甘味処で桂場と再会。桂場が険しい表情を浮かべながら店を出ようとすると、寅子は「待ってください! もう裁判は終わってるんですから」と彼を引き止める。

 その後、桂場は注文した団子を食べると、満足げに微笑むものの、背後から寅子に「あの…ありがとうございました」と判決のお礼を言われ、一瞬で真顔になるのだった。

 4月5日放送の第5話では寅子とはるに、5月1日放送の第23話では武井に遮られて団子を食べ損ねていた桂場。彼がついに団子を口にする姿が映し出されると、ネット上には「桂場さんやっとお団子食べれた!!」「よかったねやっと甘味食べられて…!」などの声が続出。さらに「食べた瞬間美味しそうな顔をする桂場かわいいぞ!」「満足気な笑顔が見られて良かったよ」といったコメントも集まっていた。