「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)

 阪神は敵地で引き分け。貯金6をキープした。巨人と中日が敗れたことでセ・リーグの貯金独占となった。

 初回に大山、二回に木浪が適時打。七回に加治屋の2四球がきっかけで同点とされたが、リリーフ陣がリードを許さず。十二回は2死一、二塁で坂倉の放った中前への飛球を近本がスライディングキャッチ。好守で試合終了となった。岡田監督の一問一答は以下。

−最後はお互いリリーフが粘り合い

「リリーフ粘ってないやんか。フォアボール2つも出して。あそこだけや」

−引き分けにもちこんだ

「引き分けいうても追いつかれてるからな。あっこのフォアボール2つやろ。結局、加治屋の」

−審判の判定も辛かった

「そらわかれへんよ。そんなのは。そらわかれへん」

−漆原、浜地はこういう展開は初めて

「漆原なんかな、ランナー出したけどな。一番、お前な、安定して抑えとる」

−今後はいい場面でも

「そら当然やわな」

−桐敷は追い付かれたが2イニング

「いやいや、だからフォアボール2つ出すからやん、そんなの。最初から2イニングいかすつもりないよ」

−最後近本もよく捕った

「いやいや、前進守備やから、打った瞬間センターフライ思ったけどな」

−(十二回は)時間使ってベンチからも細かく指示(浜地がサインプレーに反応できず)

「いやだから、なあ、やっぱり余裕がないんやろな、(浜地が)サインが分からへんいうのはな。バッター抑えるだけじゃないからの。いろんなことをチームとしてやらなあかんことがあるわけやから、サインがわからへんいうのはなあ、おーん。バッター抑えるだけじゃないからのう、いろんなことを、チームとしてやらなあかんことがあるわけやから」

−伊藤将は粘って

「いやあもう、球数お前もうなあ、5回で100行くと思ったらやっぱり100行ったよなあ」

−よく1点で

「そら済んでるほうよ、あれは。もうないやろ(笑い)。(試合が)長くて。まあ明日試合ないからええけど」