【5月2日】

 −今年の巨人は投手のチーム。

 「そうやな。ピッチャーの方がええかな。先発が頑張ってるよな、ピッチャーは」

 −昨年は4月を終えて貯金3。今年は出だしで苦しみながらも貯金6。

 「途中でな、点取れん時期があったからな。2点以下ばっかりで。打つ方の立て直しの方がな、どないしたら点取れるみたいな。そういう感じで過ぎていったけどな」

 −門別は持っているものを出せば十分やってくれそうか。

 「うん。そら当然緊張もするやろうし。いざプレーボールかかったらもう、自分の力を出すだけやん。それでどういう結果になろうと、そんなんは全然構へんよ」

 −昨日(1日)ブルペンを見ていたが。

 「いやいや、普通通り投げてたよ。梅野もちょっと受けさせたから」

 −監督から声をかけたりは。

 「俺は見とっただけや。余計に緊張しよるやないか」

 −出番がここまで遅れたのは、他の先発陣も機会を与えなかった。

 「そうなんよ、いくとこなかったからな。うまいこと一回、青柳(の登板を)飛ばしていけるかなって。いつまでもブルペンに置いててウズウズしてるんじゃなしに、どっかで爆発させたらな」