眞鍋かをり「絶対降板とかしないでほしい派だった」

 漫才コンビ・ハイヒールのリンゴが27日、月曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVE とれたてっ!』(月〜金曜午後1時50分)に生出演。ベテラン声優の古谷徹の不倫騒動についてコメントした。『巨人の星』星飛雄馬役などで知られる70歳で既婚の古谷は、37歳下の女性ファンとの関係が報じられ、妊娠した相手への中絶要請や暴力などが報じられた。

 リンゴは「昔の70歳と今の70歳と違って、今の70歳って現役の方も多いんで、お仕事とかが。全然違うと思うんですけど」と話した上で、「声優さんって得よね。普通の人って劣化しているじゃないですか。でも声優って声やから、劣化してても分かりにくい」と私見を披露した。司会の青木源太アナウンサーが「逆に年を重ねて声に深みが増すなんてこともありますしね」というと、「そうそう」と同調した。

 街の声では“あきれる”という厳しい声が多数だった。ゲストのタレント・眞鍋かをりが「イケメンキャラの声で愛を語るっていうのはね。目をつぶったらここにいるわけじゃないですか。推しキャラが。理性でコントロールできるかどうかっていうのはちょっとね、自信ないですよね」と本音を口にすると、リンゴも「卑怯(ひきょう)よね」と乗っかった。

 番組では近年のアニメブームで声優への需要が高まったとしつつ、「昭和のレジェンド声優にモテ期がきたが、若い声優のような対応ができなかった」と分析。星飛雄馬の声を担当したときが中学生だったとしると、リンゴは「中学生? めちゃくちゃ長いこと一線でやってはんねや。はあ〜」と仰天。青木アナから「仕事への影響というのも、今後もしかしたらあるかもしれないです」と振られた眞鍋は、「ファンの反応も分かれると思うんですよね」と返答した。

 眞鍋は「私の場合は、自分の推しキャラの声優さんが不祥事(を起こ)したというのが以前あったんですけど、そのときは私はそのキャラクターだけが好きなので“絶対降板とかしないでほしい派”だったんですけど」と例を挙げた。青木アナから「作品を見ててもよぎらないか」と聞かれ、「全然よぎらないし、声とか変わったらイヤだなっていう方だったんですけど」と即答。続けて「でも、やっぱり同じキャラクターのファンでも、声優さん込みで好きっていう人たちは、変なイメージになっちゃって汚されるのはイヤだから“変わってほしい”って派の人もいて」と振り返った。そして、「(今回は)結構ネットを見てみると、二分してるから対応難しいなと思うんですよ」と見解を示した。

 リンゴは「例えば『サザエさん』のマスオさんのキャラの人が同じようなことをして、『サザエさん』を見とったら気持ち悪ない? マスオさんの役をやってるというわけじゃない。例えば」と質問。眞鍋は「マスオさんをめっちゃ推してる人とかって、そんなにいなさそう」と口にした後、「いるかもしれない。マスオさんに失礼かもしれない」と訂正した。ENCOUNT編集部