2023年のワールドプレミアの際に発表されたとおり、新型ランドクルーザー250には、カタログモデルに加えて、特別仕様車のファースト・エディションが設定された。「ZX“First Edition”」と「VX“First Edition”」の2モデルで、合わせて8000台が限定販売される。

原点回帰の丸型ヘッドライト

ファースト・エディション最大の特徴は丸型ヘッドライトの採用だ。初代をはじめ、「40」、「60」、「70」系に採用されてきたランドクルーザー伝統のデザインで、原点回帰を強調している。そのほかに特別仕様車の共通装備として、インテリアに本革シート表皮(専用加飾付)や合成皮革巻きドアトリム・オーナメント(“FIRST EDITION”ロゴ入り)、専用ザイル調チタニウムフィルム+メッキ付のインパネ加飾が備わり、導入限定車らしい特別感を享受できる。

専用色や装備も用意

ZX“ファースト・エディション”は2.8リッター直4ディーゼル・ターボを積む最上級グレードの「ZX」がベースで、丸目型の「Bi-Beam LEDヘッドランプ」のほか、マットブラック塗装のアルミホイール&18インチ・オフロードタイヤなどが目を惹く。

VX“ファースト・エディション”は、2.8リッター・ディーゼルと2.7リッター直4ガソリンに設定されている。ベースグレードは中間グレードの「VX」で、専用ボディ・カラーの「サンド」や内装色に「ダークチェスナット」が特別に用意された。先進安全装備も充実していて、「緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)」、「フロント・クロストラフィック・アラート」、「レーンチェンジ・アシスト」、「アドバンスト・ドライブ」(渋滞時支援)、「ドライバーモニターカメラ」も特別装備する。

価格は、ZX“ファースト・エディション”(7人乗り)が785万円、VX“ファースト・エディション”(7人乗り)のディーゼルが700万円、ガソリンが590万円となっている。

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)