“梅干し”や“干し柿”と同じく、「自家製」が密かなブームの“ラッキョウ”。

毎年、八百屋さんやスーパーに「ラッキョウ」や漬ける瓶などが並び始めると、「漬けようか、漬けまいか」と心に迷いが生じる人も少なくないはず!まだチャレンジしたことない方は、今年こそ手作りタイムを設けて「ラッキョウ」を漬けてみませんか?

この記事では、最初にマスターしておきたい「ラッキョウ」の甘酢漬けの作り方と、「ラッキョウ」の漬け汁を利用したレシピや市販の「ラッキョウ」を活用する「大満足のラッキョウレシピ」をご紹介します。


◆最初にマスターしておこう!
・自家製!カリカリらっきょうの甘酢漬け自家製!カリカリらっきょうの甘酢漬け
ラッキョウの甘酢漬けで検索をかけると、様々なレシピがありますが、こちらのレシピは、最初にしっかり塩漬けせず、塩を絡めて放置して作り始めることで時短で簡単に作ることができます。塩を絡めておいておくことで余分な水分を出し、甘酢に漬かりやすくなります。

美味しく作るポイントは、塩を絡めて水洗いした後、しっかり水分をふき取ること。
時間があればザルに乗せて小一時間程度干しておいてもよいですよ。

甘酢につけて約一か月後から食べられます。初夏の手仕事、時間があるときにのんびり工程を楽しみながら作ってみてくださいね。



◆「刻みラッキョウ」で作る副菜レシピ
・ささ身とらっきょうのマヨ和えささ身とらっきょうのマヨ和え
刻んだラッキョウがシャキシャキの食感を与えてくれる「ささみとラッキョウのマヨ和え」。マヨネーズにラッキョウをプラスすると、タルタルソースのような味わいになるので色々なお料理に使えます。ささみもレンジでチンするだけなので、後一品欲しい時の副菜にもオススメです。



・トマトサラダらっきょうドレッシングトマトサラダらっきょうドレッシング
刻みラッキョウ、甘酢、ごま油でトマトを和えた簡単副菜レシピは、疲れた体に染み渡るさっぱりした一品です。疲労回復効果も期待できるのでこれから梅雨でだるくなる体にピッタリです。そのまま食べても美味しいですが、そうめんに大葉と一緒に乗せても美味しそう!



・らっきょうそぼろのせ冷奴らっきょうそぼろのせ冷奴
鶏ひき肉と水切りした豆腐で作るとってもヘルシーなそぼろに、刻んだラッキョウをプラスすることで食感も楽しく栄養価もアップ!ご飯、お豆腐、中華麺など、使用用途も色々楽しめるので作っておくと便利な一品です。



・らっきょうのネギダレそばらっきょうのネギダレそば
具材はラッキョウ、キュウリ、干しエビだけ。それぞれの旨みを引き立てあった冷やし中華風の一品は、干しエビの戻し汁を使ったネギだれで、お店でいただくような本格的な中華な味わいになります。ラッキョウが影の立役者として、風味も食感もいい味出してくれていますよ。暑い季節にオススメの一品です!



◆「ラッキョウの漬け汁」を美味しくアレンジ!無駄なく使うラッキョウレシピ
・大根の梅らっきょう和え大根の梅らっきょう和え
千切りにした大根、キュウリ、ミョウガに酢漬けのラッキョウを叩いた梅干しをラッキョウの漬け汁で伸ばして和えた簡単レシピは特に味付けの必要がないので失敗知らず。梅雨のジメジメを吹き飛ばしてくれるような爽快な一品です。



◆「生のラッキョウ」で作るお助けレシピ
・生らっきょうとミョウガのきんぴら生らっきょうとミョウガのきんぴら
スーパーで見かける生ラッキョウを、同じく千切りにしたミョウガと炒めた大人な味のきんぴらは、シャキシャキの食感と少しほろ苦い感じがお酒に合う合う!冷やした日本酒にピッタリでスルスルとお酒が進む、初夏の夕暮れにゆっくり嗜みたい一品です。



初夏の始まりを感じさせてくれるラッキョウ。自家製をマスターすると、季節の移り変わりがより楽しくなりますよ。少しゆとりが持てる今、おうちで楽しみながらラッキョウ漬けてみてくださいね。自分で漬けたラッキョウはまた一味も二味も美味しく感じられますよ。

(豊島早苗)