夏の車中泊に最適な「冷感敷きパッド」3選　暑い季節の車中泊を快適にする、お手頃価格の“ひんやりアイテム”

5/25(土) 6:55

　「冷感敷きパッド」は、夏の車中泊で快適に眠るために取り入れたいアイテムの1つです。表面がさらさらとした手触りで、ひんやり感を感じる冷感敷きパッドがあれば、暑さや寝苦しさを軽減できます。また通気性が高く、速乾・抗菌・防臭効果がある製品を選べば、衛生面でも安心です。

　今回の記事では、夏の車中泊の必須アイテム「冷感敷きパッド」について、選ぶ際のポイントや車中泊におすすめの製品を紹介します。気になる人は、チェックしてみてください。

●最大熱吸収速度「Q-max値」をチェックしてみよう

　冷感敷きパッドを選ぶ際に注目したいのが、「Q-max値」です。Q-max値とは「最大熱吸収速度」のことで、この数値が大きくなるほど、肌に冷たさを感じます。

　現在では、暑がりの人にも最適なQ-Max値0.5以上の「超ひんやりタイプ」も多数販売されています。Q-max値0.5以上の冷感敷きパッドは、暑がりの方や体温が高めの方、汗をかきやすい子供にもぴったりです。

　ただし、Q-max値が0.5を超えるものでも、ジェルタイプのものは車中泊にはNG。ジェルタイプは、敷きパッド内部に冷感作用のあるジェルが挿入されており、このジェルがひんやり感をアップします。しかし、日中は高温になる車内に長時間置いておくと、ジェル自体の温度が上がってしまいます。いざ寝る時に、「敷きパッド内のジェルが熱すぎて寝られない」なんてこともあります。

　車中泊用であればジェルタイプは避け、汗や湿気にも対応している「吸湿速乾タイプ」を選ぶのがおすすめです。

　また「暑いのは嫌だけれど、冷たすぎるのも苦手」という人は、Q-max値0.3〜0.4の敷きパッドが最適でしょう。Q-Max値0.3〜0.4程度であれば、寒すぎて眠れないということもありません。

　ただ、Q-max値はあくまで触った瞬間のひんやり感を表す指標です。この数値が高くても、ひんやり感の持続性や寝心地の良さを必ずしも保証するわけではないので、目安の1つとしてチェックしてみてください。

●車中泊にもおすすめの「冷感敷きパッド」1：KOSUPA「冷感敷きパッド Q-MAX0.5」

　KOSUPA「冷感敷きパッド Q-MAX0.5」は、Q-max値0.5の冷感敷きパッドです。表地には冷感素材を採用し、さらさらと心地よい肌触りで、真夏でもひんやりとした冷たさを感じながら眠ることができます。

　価格は、シングルサイズで3000円前後です。サイズはシングル、セミダブル、ダブルの3サイズがあります。

　縮みや形崩れに強い耐久性があり、高い通気性で汗や湿気をすばやく吸収。細菌増殖やにおいも防ぎ、常に清潔な状態で使い続けることができます。洗濯機での丸洗いも可能です。

　本体にはゴムバンドが付いており、寝ている間もずれる心配はありません。使わない時は簡単に折りたたむことができるので、車内で収納スペースを取らないのもうれしい点です。

●車中泊にもおすすめの「冷感敷きパッド」2：tobest「極涼接触冷感敷きパッド」

　東京日本橋で生まれた寝具ブランドtobestの「極涼接触冷感敷きパッド」は、Q-max値が0.542と、今回紹介する製品の中でももっとも高くなっています。そのため、強めのひんやり感を感じることができます。価格は、シングルサイズで3000円前後です。

　サイズはシングル、セミダブル、ダブル、クイーンの4種類から選ぶことが可能です。冷房や扇風機との併用で、さらに冷たさを感じることができるでしょう。

　速乾性抜群で、抗菌・防臭加工も施されているので、清潔＆快適な睡眠をサポートします。洗濯機での丸洗いも可能です。リバーシブル仕様なので、オールシーズン使うことができます。