沖縄・尖閣諸島を先週、海上から視察した自民党の稲田朋美幹事長代理が、29日のBSフジ「プライムニュース」に出演し、中国に対して「日本が隙を見せない」対応が必要だと強調した。

稲田氏は、石垣市が委託した生態系などの調査に同行し、尖閣諸島の海域などを視察したが、その際、中国海警局の船が接近などした。

海上保安庁の対応を間近で見た稲田氏は、「日本が及び腰とは思わない。冷静に隙を見せないというような努力が必要だ」と述べた。

また、「そもそも日本の領海に中国の船を侵入させていることが問題だ」としつつ、「いきなり排除するのではなく、日々、隙を埋めていく努力が必要だ」と重ねて強調。

そして、必要な対応について、「本来、国がやるべきことを、粛々と静かに続けることだ」と述べた。