新天地・ドジャースで絶好調の大谷翔平選手(29)が、インスタグラムに掲載した“ドジャーブルー”の鉄瓶と夫婦(めおと)湯飲み。
妻・真美子さんとの結婚祝いで受け取ったものとみられ、画像には「ありがとうございます」と感謝のメッセージも書かれている。

地元、岩手・奥州市の工房が製造

鉄瓶を製造したのは、大谷選手の地元、岩手・奥州市にある南部鉄器工房「及富(おいとみ)」。

創業176年の老舗だ。

店舗にあった大谷選手に贈られた南部鉄瓶は、チームカラーを思わせるドジャーブルーの深い青がなんとも美しかった。

大谷選手がインスタグラムを更新してから、世界中から問い合わせが殺到していた。

南部鉄器工房「及富」・菊地海人さん:
現実なのかどうか、本当にわからないという感じでですね。本当に世界中の方からですね、問い合わせをいただいているという状況ですね。

柔らかなシルエットが特徴的なこの鉄瓶は「みやび」と名づけられ、値段は2万4200円。
上から見ると八角形になっている。

南部鉄器工房「及富」・菊地海人さん:
八角形ですね。末広がりの数字ということで、流線形といいますかね、その線を描くように、また末広がっていくという、おめでたい形になっています。
彼の野球人生においても、ふるさとのものが溶け込んでいくのであれば、それは本当にうれしいですし、一生ものですから、彼の人生のお供として使っていただけたらうれしいですね。

この鉄瓶は、注文を受けてから生産するもの。
現在の発送予定は、10月下旬以降となっている。

南部鉄器工房「及富」・菊地海人さん:
今のところ、どんどんご注文いただいている状況なんですけれども、通常われわれが同じモデルの鉄瓶を1年分作るぐらいのご注文をすでにいただいているという状況ですね。
ただやっぱりたくさん作れるものではないので、そちらもご理解いただいたうえで、お客様にとっていいものを世界にお届けできたらなと思います。

大谷選手の投稿に、SNSでは…

「結婚のお祝いとして最高ね」
「大谷夫婦とおそろい欲しいな」
「かっこいいー!大谷選手関係なく欲しい」

さらに撮影のセンスをほめる声も。

「お品の素敵さももちろんなんだけど写真うまいね」
「プロが撮影したみたい」

との声が上がっている。
(「イット!」5月10日放送より)