アウディRS3モデルを贈呈される

 日本代表DF伊藤洋輝は現地時間6月13日にドイツ1部シュツットガルトから同1部バイエルン・ミュンヘンへの完全移籍が決まった。契約は2028年までの4年間で、移籍金は3000万ユーロ(約51億円)と伝えられるなか、高級外車と佇む姿の反響が拡大している。

 25歳の伊藤はジュビロ磐田の下部組織出身で、トップチームに昇格。名古屋グランパスへの期限付き移籍を経て、磐田に復帰して主力として定着すると、その活躍が認められて2021年夏にドイツ1部シュツットガルトへ移籍した。

 加入当初はBチームに入る予定だったが、12月にはレギュラーとして活躍し、若手の月間最優秀賞やリーグデビューベスト11に選出されるなど、評価を一気に高めた。所属3年目となった今季は公式戦29試合2アシストを記録し、ブンデスリーガ2位で終えたチームのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得に大きく貢献した。

 その伊藤は6月13日に世界的ビッグクラブのバイエルン移籍が決定。チームを長年スポンサードしているドイツの自動車メーカー「アウディ」社から贈られる高級車と佇む姿の反響が拡大している。

 アウディは2002年からバイエルンをサポートしており、現在では所属している選手らに車を提供。練習場などにはアウディ車のみで来るというルールがあるとされており、伊藤も800万円超えの真っ赤なアウディ車「RS3」モデルとの2ショットが公開された。

 真っ赤なアウディの前でのサムアップする伊藤の姿は、バイエルンでの初日密着動画のサムネイルにも使用され、バイエルンファン公式X(旧ツイッター)アカウントでは「赤いアウディと伊藤洋輝」と言及。そのほか、バイエルン公式インスタグラムにも「スペシャルギフト」「新しい車?」「おお、赤いアウディ」といった声が寄せられていた。

FOOTBALL ZONE編集部