現地時間26日、英紙『ガーディアン』など複数の現地メディアがリバプールの来季監督について、現在フェイエノールトで指揮を執るアルネ・スロット氏と「大筋合意に至った」と報じた。これを受け、英メディア『90Min.』が27日に来季のチームにどのような影響をもたらすかを予想している。

 現指揮官のユルゲン・クロップ監督については今シーズン限りでの退任が発表されており、リバプールは後任を探していた。今日までに候補としてルベン・アモリム(スポルティングCP)やロベルト・デ・ゼルビ(ブライトン)など様々な指揮官の名前が挙がっていた。

『90Min.』はスロット監督が着任することを前提に、来季のリバプールの戦い方を予想している。同メディアは、フィルジル・ファン・ダイクやアンドリュー・ロバートソン、アレクシス・マック・アリスターなど現在の主力選手は来シーズンもスタメンに名を連ねると見ており、去就が注目されているモハメド・サラーに関してもスロット監督のもとでは「完璧に機能するだろう」と見解を示している。

 なお、遠藤航やルイス・ディアスの名前は含まれておらず、トゥーン・コープマイネルス(アタランタ)やサンティアゴ・ヒメネス(フェイエノールト)らが新戦力候補として挙がっている。

『90Min.』はスロット監督の基本フォーメーションとして「4-2-3-1」を見立てており、マック・アリスターのようなセントラルMFに対しては「パスとタックルの両方の仕事をこなすことが求められる」と指摘している。

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