ドイツ1部シュツットガルトがデンマーク1部ブレンビーMF鈴木唯人(22)の獲得に向けて現地視察したと、同国メディア「Tipsbladet」が報じた。

 パリ五輪世代の鈴木は今季ここまでに公式戦26試合に出場し、10ゴール6アシストを記録する活躍を見せると、欧州クラブが今夏の獲得への興味を示し、イングランドの名門リバプールがスカウトを派遣したと報じられていた。同メディアは「鈴木の代理人である秋山氏は以前、複数のクラブが鈴木にアプローチしていると語った」とし「その一つがシュツットガルトである可能性がある」と伝えた。

 シュツットガルトは、5日のミッティラン戦で鈴木のプレーを生チェックしたという。その上で2027年夏まで契約が残る鈴木の移籍金についても言及。英メディアは900万ユーロ(約15億円)としていたが、同メディアは1500万ユーロ〜2000万ユーロ(約25億円〜約33億4000万円)になるとし「鈴木は高額な選手になる可能性が高い」と指摘した。

 鈴木をめぐってはイングランドのマンチェスター・シティーやトットナムをはじめ、オランダ、ドイツ、スペイン、イタリアの各クラブが今夏の獲得に興味を示していると伝えられている。