●2位:フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表)

「年俸」はサッカー選手を評価する指標の一つだ。世界的名門リバプールで最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回はリバプール所属選手の年俸ランキングを紹介する。※推定年俸は『Capology』を、スタッツは『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
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生年月日:1991年7月8日
推定年俸:1329万ユーロ(約18.6億円)
23/24リーグ戦成績:34試合2得点2アシスト

 2018年からリバプールでプレーしているフィルジル・ファン・ダイクは、今季改めてその価値を証明している。

 2022/23シーズンのリバプールは不振が続き、ファン・ダイクは衰えたという意見も多くあった。しかし、ジョーダン・ヘンダーソンの退団に伴って今季から主将に就任すると、かつての姿を取り戻している。自身の仕事を当たり前のようにこなしながら、後輩たちを引き上げるようなリーダーシップを見せており、チーム全体に好影響を与えている印象だ。

 いまにして思えば、昨季の批判はチームの守備がうまくいっていなかったことが理由だった。リバプール守備陣は、中盤で相手に前を向かれた状態で守ることが多かったため、ファン・ダイクら最終ラインの選手は不利な状況を強いられることが多かった。今季は、アレクシス・マック・アリスターや遠藤航といった選手の加入もあって中盤の守備が機能し、ファン・ダイクらにかつての頼もしさが戻っている。

 ファン・ダイクの現行契約は残り1年だが、ファンは当然契約延長を期待しているはずだ。

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