マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネにアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブが接触しているようだ。英メディア『The Athletic』が現地時間22日に報じている。サウジアラビア行きも噂される中、交渉を試みたクラブとは。

 デ・ブライネは今季、ハムストリングの負傷の影響で序盤戦を欠場する機会が多かったが、後半戦はプレミアリーグ優勝の原動力に。リーグ戦で18試合に出場し、4得点10アシストを記録している。

 そんなデ・ブライネは今年で33歳となる。プロ選手としてのキャリアはそろそろ終盤を迎える時期となっているベルギー代表MFにはサウジアラビアのアル・ヒラルなどが獲得に興味を示していると伝えられている。

 同メディアによると、ロサンゼルスのクラブ(ロサンゼルス・ギャラクシーまたはロサンゼルスFC)やインテル・マイアミ、ニューヨーク・シティなど複数のMLSクラブが関心を抱いているという。さらに、来季からMLSに新規参入するサンディエゴFCがすでにデ・ブライネ側と接触したようだ。

 しかし、両者間の契約は近づいておらず、今後の動向次第となる。また、デ・ブライネとマンCとの契約は来夏までとなっており、まだ新契約を結んでいない。それでも、同選手自身も新契約締結に前向きで、35歳近くにマンCで引退したいと考えているという。果たして、デ・ブライネは今夏移籍となるのか、それともマンCに残留することになるのだろうか。

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