チェルシーはプレミアリーグが定める利益とサステナビリティに関する規則(PSR)に違反する可能性を度々指摘されており、それを回避するために数人の選手を売却するかもしれない。英メディア『フットボール・インサイダー』は現地時間26日、イングランド代表MFコナー・ギャラガーを含む4名が売りに出される可能性を報じている。

 同メディアによると、ギャラガーのほかトレヴォ・チャロバー、ドルトムントにレンタル移籍中のイアン・マートセン、同じくレンタルでフラムに加入しているアルマンド・ブロヤなどが今夏の移籍市場で売却される可能性があるという。

 ギャラガーは今季のリーグ戦、昨年12月に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦を除く全ての試合でスタメン起用されている。チャロバーはハムストリング負傷のためシーズンの多くで戦線から離れていたが、リーグ終盤には重要な役割を担っていた。4月4日のマンチェスター・ユナイテッド戦から最終節まで、同選手は10試合中8試合で先発起用された。

『フットボール・インサイダー』は、「マウリシオ・ポチェッティーノ監督はギャラガーとチャロバーを主力選手と考えていた」と前置きしながら、「オーナーたちは彼らを売却可能な資産とみなした」と報じている。

 また、同メディアはマートセンについて「選手はチャンピオンズリーグ(CL)決勝以降もドルトムントに残ることを熱望している」と伝え、ブロヤに関しては「(フラムへの)完全移籍に移行する可能性が高くなっている」と見解を示した。

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