海外に行くと、日本とは違う文化や様式にびっくりすることもありますよね。
家の中でも靴を脱がない、料金と別にチップを渡すなど、日本では経験できないことを知れるのも、良い機会です。
今回は筆者の友人から聞いた、中国でのやらかしエピソードをどうぞ。

無事大仕事を終え、海外旅行に

これは、私が以前、海外旅行に行った時のお話です。

その頃、仕事は順調そのものでした。一方で、なかなか思うようにプライベートの時間が取れないことが悩み。

まさに"仕事一筋"とも言える生活を送っていました。

でもその分、やりがいや達成感も味わえていて、満足していました。

あるとき、大きなプロジェクトが無事に終了。

ホッとしていたとき、同僚に誘われて海外旅行をすることにしたのです。

初めての海外旅行で中国へ

私も同僚も、これが初めての海外!

どこに行こうか、何をしようか、と贅沢な悩みに頭を抱えていました。

考えること数日、近場で日本語も使えそうな中国に行くことに。

それから仕事の合間を縫って、パスポート取得やホテル予約など準備を進め、2か月後に出発しました。

人気店でラーメンを食べていると...

いざ現地に到着すると、SNSやテレビで見たことのある景色が目の前に!

活気のある街並みや人々に、圧倒されました。

すぐに観光しに行きたかったものの、お腹が空いた私たち。

まずは腹ごしらえにと、中国発祥として有名なラーメンを食べることに。

事前にリサーチしていた人気ラーメン店で、本場の味を楽しみたかったのです。

少し待ってから席に案内され、おいしそうなラーメンが目の前に。

「いただきます!」
と勢いよく啜っていると......。

中国と日本の文化の違いを知った!

「それヤメテネ!」

突然、ラーメン屋の中国人店主に怒鳴られたのです!

びっくりしていると、ほかの席の中国人客も私たちに冷たい視線を向けています。

スマホの翻訳機能で店主と話すと、まさかのマナー違反が発覚!

「中国人はラーメンを音を立てて食べることはダメ」
「啜る音が不愉快に感じる」

なんと、日本では当たり前のようにラーメンを啜って食べますが、中国ではNGマナーだったのです。

その後調べてみると、海外では一般的に【音を立てて麺を啜ることはマナー違反】と知ってびっくり!

"郷に入っては郷に従え"ということわざがあるように、その土地でマナー違反をしないよう気をつけよう、といい勉強になりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい