月間MVPの最有力…ジャッジがダルビッシュから5月10本目となる16号

■ヤンキース 8ー0 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は24日(日本時間25日)、敵地・パドレス戦で3試合連続となる16号を放った。5月はこれで10本目と、アーチを量産。リーグこそ違えど、昨季まで同リーグのライバルだった大谷翔平投手(ドジャース)に3本の差を付けている。

 3回、相手先発のダルビッシュ有投手からフアン・ソト外野手のが13号2ランを放った直後、ジャッジが続いた。真ん中に入ったスライダーを完璧に捉え、打球速度104.9マイル(約168.8キロ)、飛距離409フィート(約124.7メートル)、角度26度の一撃を放った。

 これで5月は驚異の10本目。月別ではアストロズのカイル・タッカー外野手と並んでいるが、OPSは1.475となっており、同1.213のタッカーを引き離している。

 昨年までアメリカン・リーグでしのぎを削った大谷には、開幕から差を付けられていたものの、固め打ちでリーグトップまであと1本のとこまで上がってきた。月間OPSも1.142の大谷を抜いている。

 ネット上のファンも、ジャッジの打棒に驚き。「ジャッジってもう16号なのか」「大谷移籍して違うリーグで正解やったな」「ジャッジ16号と5月大爆発」「ジャッジが覚醒したらもうヤンキース止めれんな」「それにしてもあれだけ打ってなかったジャッジがもう16号って恐ろしや」とコメントが並んでいた。(Full-Count編集部)