オリックス・才木海翔が26日の西武戦でプロ初登板を飾った

■西武 5ー2 オリックス(26日・ベルーナドーム)

 24日に支配下登録を勝ち取ったばかりオリックス・才木海翔投手が26日、ベルーナドームで行われた西武戦に4番手でプロ登板を果たした。1回を3者凡退に抑えて初ホールドも記録。ファンからは「ニュースター降臨」「期待大すぎる」などと絶賛の声が相次いだ。

 0-0の6回から登板すると、先頭の滝澤夏央内野手を内角への152キロ直球で見逃し三振。外崎修汰内野手は150キロ直球で中飛、中村剛也内野手は内角への130キロ変化球でどん詰まりの遊ゴロに仕留めた。

 才木は速球派右腕として評価され、2022年ドラフトで、大阪経済大から育成2位で入団。1年目の2023年は春季キャンプでハムストリングスを痛め、6月には肩痛で約2か月間、戦列を離れた。しかし同年オフに台湾でのウインターリーグに派遣されると、最速156キロをマークするなど10試合に登板して、防御率0.00をマークしたまま帰国した。

 この日も150キロ超を連発。「パーソル パ・リーグTV」が公式X(旧ツイッター)にデビュー登板の動画を投稿するとさっそくファンから「ポジ要素」「投げたボール速くて見えへんかった」「ついにここまで来た」「ストレートの伸びやばい」「光りが射す投球」と期待のコメントが続々と寄せられていた。(Full-Count編集部)