◇国内男子◇〜全英への道〜ミズノオープン 初日(23日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り(観衆931人)

ツアー4勝の堀川未来夢とツアー未勝利の阿久津未来也が首位スタートした。ともにボギーなしの8アンダー「64」をマークした。

阿久津は2022年「関西オープン」以来2度目の首位発進。練習日にはプレーをともにした日大の先輩・堀川から「もっとフォロースルーで球を飛ばすイメージ」とのアドバイスをもらい、山崎泰宏コーチと相談の上で取り入れたことも奏功した。

阿久津がイン前半を3アンダーで終えたタイミングで堀川がホールアウト。阿久津が「サスガですね」と声を掛けたところ、「(調子)いいじゃん。頑張れよ、と言ってもらった」との激励を受けた後半アウトに5バーディを量産した。「相乗効果で頑張りたい」と、首位に並ぶ先輩とフィールドを引っ張る。

7アンダー3位に元賞金王の今平周吾とソン・ヨンハン(韓国)。6アンダー5位に昨年大会覇者の平田憲聖、LIVゴルフが主戦場の香妻陣一朗、ツアー未勝利の中山絹也が続いた。

今季ツアー初戦の池田勇太、来週から欧州ツアーに参戦する桂川有人、蝉川泰果は3アンダー16位。ツアー6勝の金谷拓実は2アンダー34位、前週国内ツアー初優勝を飾った幡地隆寛は1アンダー47位、石川遼はイーブンパーの62位。今季全5戦トップ10の杉浦悠太は2オーバー95位と出遅れた。