◇メジャー第3戦◇全米オープン 3日目(15日)◇パインハーストリゾート&CC パインハースト No.2(ノースカロライナ州)◇7548ヤード(パー70)

松山英樹が粘りのパープレー「70」で通算2アンダーをキープ。首位と5打差の5位で3日目を終えた。前半は1バーディ、3ボギーだったが、後半に3バーディ、1ボギーと巻き返した。

松山は「前半はなかなかうまくいかなかったけど、後半に(スコアを)戻せて良かった。最後(18番)の1、2打目がもったいなかったけど、明日に向けていい準備をしたい」。21年「マスターズ」に次ぐメジャータイトルがかかる最終日へ。「上とは差が開いているけど、いいプレーをしたい」と話した。

通算7アンダーの首位に20年大会覇者で“LIV勢”のブライソン・デシャンボー。2位から出て、持ち前のパワーで6バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「67」をマーク。通算アンダーパーが8人だけの“我慢大会”の中、後続に3打差をつけて首位に立った。

通算4アンダーの2位に11年大会覇者のロリー・マキロイ(北アイルランド)、マチュー・パボン(フランス)、パトリック・カントレー。5位で松山、ルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が続いている。