ゴールデンウイーク(GW)期間を前に、春の行楽期はツーリングでのオートバイ事故が増える傾向にあるため、岐阜県警は注意を呼びかけている。

 交通企画課によると、過去5年間(2019〜23年)に県内でオートバイ乗車中の事故で16人が亡くなり、487人が重軽傷を負った。死傷者の月別では、5月が60人で最も多かった。

 オートバイ事故545件のうち、38・7%の211件がドライブ中に発生。うち、120件が土、日曜日に起きた。

 事故形態は、出合い頭が155件で最多。追突113件、右折直進111件で続き、この三つが際立つ。

 同課の担当者は「無理のないツーリング計画を立て、小まめに休憩を。バイクは車体が小さく、他の車から見落とされがちなので、目立つ服装で」と訴える。