『AEWダイナマイト』が現地時間22日、カリフォルニア州ベーカーズフィールドで行われ、IWGP世界ヘビー級王座イリミネーターマッチを控える竹下幸之介がマット・サイダルに完勝。試合後、王者ジョン・モクスリーにKOされてしまった。

 5・26ラスベガス大会『ダブル・オア・ナッシング』でIWGP世界王座への挑戦権がかかった王者・モクスリーとのイリミネーターマッチを控える竹下はDDT5・19大阪大会で鈴木みのるとのシングル初対決に勝利。この日、AEWマットに舞い戻り、サイダルとの一騎打ちに臨んだ。

 竹下は好調そのもの。ブレーンバスターで先制すると、サイダルが低空ドロップキック、DDTで反撃しても、旋回式ブルーサンダーで返り討ち。起き上がろうとするサイダルにエルボーを振り抜いて3カウントを奪った。

 竹下が完勝でモクスリー戦へ向けて弾みをつけた。試合後もサイダルをジャーマンでぶん投げるなど暴行を続けていると、王者・モクスリーが現れ、竹下と対峙。顔面を殴りつけると、大の字となった竹下に向かって「ダブル・オア・ナッシングで会おうぜ」と通告した。