女優の広瀬アリス主演のフジテレビ系月9ドラマ「366日」(月曜・午後9時)の第5話が6日に放送され、世帯平均視聴率が5・4%だったことが7日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 同局月9ドラマの初回視聴率は、2017年10月期の「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」以来、3期連続で10%を下回っていたが、18年7月期の「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」で初回10・6%と2ケタ回復。以降は23年4月期の「風間公親―教場0―」の初回12・1%まで18作連続で2ケタ視聴率発進が続いていたが、同7月期「真夏のシンデレラ」が初回6・9%と1ケタ台を記録。同10月期「ONE DAY」は初回7・8%、今年1月期「君が心をくれたから」初回7・2%、今作は初回7・2%となり、4作連続の1ケタ発進。第2話は6・4%。第3話は5・9%。第4話は6・6%。今回は前回から1・2ポイント減。個人視聴率は3・0%。

 広瀬は月9初主演。男女4人組グループ「HY」の代表曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。主人公・明日香(広瀬)と高校の同級生・遥斗(眞栄田郷敦)は互いに好意を抱いていたものの、思いを伝えられないまま卒業。すれ違いの期間を経て、同窓会で再会して交際が始まる。幸せを手にした2人だったが、遥斗を悲劇が襲う…というストーリー。第5話では入院していた遥斗(眞栄田)が目覚めたが、軽度の右半身麻痺(まひ)と、日常生活の動作がうまくできない失行症、記憶障害が出ていた。記憶障害の中でも自分が体験してきたことや関わりのあった人物の記憶が失われているという。明日香(広瀬)と家族はがくぜんとしながらも、遥斗の回復を祈って寄り添うが…という展開だった。