◆JERAセ・リーグ 中日2―0ヤクルト(17日・バンテリンドーム)

 中日が接戦を制して、2連勝を飾った。

 ヤクルトの先発・小沢を前に5回まで2安打と苦しんだ打線だが、6回に試合が動いた。0―0の6回2死一塁。16日の同戦で決勝打を放った細川が左翼フェンス直撃の二塁打でチャンスを広げると、なおも2死二、三塁。カリステが左安打を放ち、2点を先制。二塁を狙い、タッチアウトとなったが、チームに流れを呼び込む一打に「前の打席からどんどん攻めてきていたから、積極的に打ちにいこうと決めていた。うまく打てたかな」と声を弾ませた。

 先発・涌井は5回5安打無失点。6回以降を投げた斎藤、清水、松山、マルティネスもゼロを並べ、今季4度目の完封勝利。チームは、セ・リーグ一番乗りで10勝目に到達。これで12試合連続2失点以下とし、2010年の球団記録に並んだ。