C大阪で元日本代表のMF香川真司(35)が17日、今季限りでの現役引退を発表したドイツ1部フランクフルトに所属する同MF長谷部誠(40)への思いを語った。

 この日は、ルヴァン杯1次ラウンド2回戦・岩手戦(いわスタ)で約1か月ぶりに復帰。スタメン出場し、勝利に貢献。1―0で3回戦進出を決めた。試合後、日本代表で共にプレーした長谷部について「数日前に連絡を頂いた。『本当にお疲れ様でした』と連絡した。多くのサッカー選手が影響受けている。一緒の時間に戦えたことは大きな誇り。感謝したい」と話した。

 2008年からドイツ1部でプレーし、17年目を迎えた長谷部。日本代表では主将を務め、代表通算114試合に出場した。ドイツ1部ドルトムントでも活躍し、今年35歳になった香川は「彼の生き様とか、日本代表、ドイツでやってきたことは唯一無二で誰からもリスペクトされること。サッカー選手としての鑑。きっとこれからも日本のサッカーのために、あるいは長谷部さんらしく常に戦い続けていくと思う。マイペースな人なんで(笑い)」と笑顔を見せ、思い出を振り返った。