右肩違和感のため4日に出場選手登録を抹消された巨人・大勢投手が5日、ジャイアンツ球場で故障班に合流した。

 グラウンドでのウォーミングアップの後、短距離ダッシュなどで汗を流し、投球練習は行わなかった。故障班合流に際し、阿部監督からは「ちゃんと治してこいよ」と伝えられたと明かし「本当に申し訳ないですし、情けないですし、悔しいです。だけどこうなってしまった以上は、しっかりと次の登板に向けての力になるように、時間を無駄にしないように生活したい」と語った。

 右腕は、3日の阪神戦(東京ドーム)の9回に登板。2死から3連打を許して1点を失ったところで、自ら患部の違和感を訴え緊急降板した。4日に病院で検査を受けた結果、大きな異常は見られず、報告を受けた杉内投手チーフコーチは「10日後戻ってこられたら(1軍に)戻す予定にしています」と説明していた。