◆イースタン・リーグ ヤクルト4―1巨人(6日・戸田)

 巨人の育成・舟越秀虎外野手が、今季10盗塁に到達。ノーミスでロッテ・高部に並び、リーグトップタイに浮上した

 イースタン・ヤクルト戦に「2番・中堅」で先発出場。ヤクルト先発・奥川に対し、初回無死一塁で遊ゴロの併殺崩れで出塁すると、次打者・泉口の初球に二盗成功。その後、泉口の右前適時打で生還した。

 武器である脚力を生かして盗塁を量産する韋駄天(いだてん)は、「他の人に比べて、出塁数や試合数、打席数が少ない中でトップタイというのは素直にうれしい。盗塁ができていて、成功率も高い証拠なので」と笑顔。支配下昇格へ向けて「成功率100%はうれしいですけど、納得する盗塁は(10個の中で)1個もなかった。もっと走ってアピールをしたい」とさらなる活躍を誓った。