◆明治安田J1リーグ▽第18節 C大阪2―1浦和(15日・ヨドコウ)

 浦和はアウェーでC大阪に1―2で敗れ、4戦勝ちなしとなった。

 前半42分、自陣右で与えた相手FKをMFルーカスフェルナンデスに右足シュートをゴール左上へ直接決められ、先制点を奪われた。0―1の後半3分にはGK西川周作がFWレオセアラに1対1で打たれたシュートを好セーブ。だが、1分後には右CKをクリアしたこぼれ球をDF奥田勇斗に右足の強烈ミドルシュートで追加点を奪われた。

 浦和は前半33分、ロングボールをFW前田直輝が落としたボールをMF伊藤敦樹が左足で狙うも相手に阻まれた。0―2の後半18分にU―23日本代表DF大畑歩夢とFWリンセン、同28分には負傷した伊藤に代えてMF武田英寿、右サイドバックに主将DF酒井宏樹を投入した。

 後半32分には武田の右クロスからリンセンがヘディングで今季初ゴール。途中出場コンビのホットラインで1点差に迫った。同40分にFW興梠慎三が途中出場。前線の好連係でチャンスは作ったが、2点目は遠かった。リーグ戦のアウェーC大阪戦は2020年から5連敗と“鬼門”を破れなかった。

 リーグ中断明けの初戦で完封負けを喫した。累積警告のDFショルツに代わってDF佐藤瑶太が先発。ウィングのFWソルバッケン、FW中島翔哉、アンカー(中盤底)のスウェーデン代表MFグスタフソンら主力選手をけがなどで欠いた影響が出た試合となった。