能登半島地震の発生からきのうで半年を向かえ、輪島市では400本の紙灯籠が1月1日の形に並べられ犠牲者を悼みました。

7月1日、輪島市町野町にある町野小学校の仮設住宅には、400本のろうそくと紙灯籠が用意されました。

灯籠には住民らが能登半島地震からの復興に思いを寄せた言葉が書かれていて、集まった住民が一つ一つろうそくにかぶせていきました。

そして、神戸市の東遊園地(ひがしゆうえんち)に設置されている阪神淡路大震災の犠牲者を悼む「希望の灯り」から分けられた火がともされました。

灯籠は地震が発生した日を表す形に並べられ犠牲者に黙とうが捧げられました。

町野復興プロジェクト実行員会 山下祐介委員長:
「神戸が30年前大変で30年後には本当に地震あったのって言うくらい復興を成し遂げた町になったので自分たちもそうなれるように決意を忘れないように灯を絶やさずに続けたい」

町野地区では、今後も、月命日に当たる1日にあわせ火を灯すことにしています。