外食大手ロイヤルホールディングス(HD)は5月7日、寿司チェーン銚子丸、総合商社双日と米カリフォルニア州に合弁会社を設立したと発表した。現地で日本食レストランが増加していることから、寿司を中心とする新業態を創出するとしている。

 少子高齢化などを背景に国内の外食市場は縮小していくと見込まれている。ロイヤルHDは「外食の分野において、海外の成長市場への進出は喫緊の課題となっている」と説明。大手ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」の運営を通じて蓄積してきたさまざまなノウハウ、銚子丸の寿司に関する専門性、双日の国内外ネットワーク・事業開発力を組み合わせ、新規事業に挑戦する。

 新しく設立した合弁会社は米国西海岸を起点に事業活動を始める計画だ。