群馬県高崎市乗附町の観光農園「寒ボタンと西洋シャクヤク園」で、色とりどりのシャクヤクが鮮やかに咲き始めている。赤やピンク、白、オレンジなど75種類約1000株が順次開花し、5月下旬ごろまで楽しめそう。

 シャクヤクは山田一男代表(79)が2017〜18年に5センチほどの芽を入手し、育ててきた。ボタンとシャクヤクを交配した珍しい品種もある。山田代表は「葉が見えないくらい一面が花で埋まる様子は圧巻。魅力を知ってもらいたい」と来園を呼びかける。

 農園は県立高崎特別支援学校の近く。午前10時〜午後5時。雨天休園。入園料500円(小学生300円、未就学は無料)。問い合わせは同園(☎090-2240-0090)へ。