能登半島地震の被災地支援で4月に派遣された、群馬県安中市の公立碓氷病院の医療従事者の業務報告会が、同病院で開かれた=写真。今後の業務に生かそうと、医師をはじめ看護部や薬剤部、診療技術部など約50人が出席し、情報を共有した。

 災害医療チーム「JMAT」の一員として、4人(医師、看護師、理学療法士、事務員)が現地で活動した。内科医で院長の三井健揮さんらが現地の様子の他、仮設の住宅やベッドの利用状況、リハビリ体制などを報告した。

 出席者は市内で災害が発生した際の対応を想定。事業継続に向け、安否確認や出勤体制、医療機器のメンテナンスなど日々の確認の重要性について認識を新たにしていた。