仏2000ギニーで8着に終わった超良血馬ヘンリーロングフェローは、登録のある愛2000ギニーを回避してロイヤルアスコット開催の英G1セントジェームズパレスステークスに向かう可能性が高いようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 父はドバウィ、母は名牝マインディングというヘンリーロングフェローは2歳時に愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスなどを含むデビュー3連勝を果たしたが、今年初戦だった今月12日の仏2000ギニーでは8着と初黒星を喫した。

 A.オブライエン調教師はこの結果を「自分の戦術ミス」と認め、セントジェームズパレスSでの挽回を期した。その一方でヘンリーロングフェローは25日の愛2000ギニーにも登録を残しているが、オブライエン師は『PA news agency』に対して「出走は可能だが、恐らくセントジェームズパレスSが有力」とコメント。まだ確定ではないとしつつ「こちらでは雨が降る予報が出ており、どうなるか様子を見るだけ」と話している。