豪イーグルファーム競馬場で現地15日に2歳G1J.J.アトキンス(芝1600m)が13頭により争われ、単勝1.6倍の圧倒的人気を集めたブロードサイディングが5番手キープから直線で4.25馬身突き抜ける圧勝劇を演じた。

 五分の発馬から早々に5番手を確保したブロードサイディングは、先行する4頭の外を回って直線に突入。鞍上のJ.マクドナルド騎手が仕掛けると弾けるように末脚を炸裂させ、最後の50mでは鞍上が後ろを振り返る余裕とともにゴールした。

 勝ち馬を追い掛けて直線に入った3番人気のビタークリークが、内ラチ沿いの3、4番手から先に抜け出した7番人気ボスストウとの2着争いを0.06馬身差で制し、2番人気のミスターアルテミシアは見せ場なく7着に終わった。

 ブロードサイディングはJ.カミングス調教師が管理するトゥーダーンホット産駒の牡馬でゴドルフィンの所有。4月にリステッドで初勝利を挙げてからG1シャンペンステークス、前走のG2サイアーズプロデュースステークス、そして今回で4連勝としている。