J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』でPost Maloneの『I Had Some Help(feat. Morgan Wallen)』が1位を獲得した。

このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのポスト回数をポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは5月26日(日)付のチャートを紹介!

10位:Dua Lipa『Illusion』

エントリー6週目、先週から4ポイントダウンで10位に。Dua Lipaは新たに音楽ドキュメンタリーのエグゼクティブ・プロデューサーを務めていることが明らかになった。『カムデン』というタイトルのドキュメンタリーで、ロンドンのサブカルチャーの発信地、カムデンタウンがテーマになっており、多くの有名アーティストとキャリアにこの地域が与えた影響について掘り下げている。先日公開されたトレーラーにはNoel Gallagher、Chris Martin、Little Simz、Mark Ronson、YUNGBLUDなど、錚々たる顔ぶれが登場している。同作は5月29日(水)から全4話がHuluで配信予定だ。

9位:Tom Misch『Insecure』

先週から26ポイントアップで一気にトップ10入りで9位に。「Insecure」は「不安」という意味で、『Insecure』ではTom Mischが感じている不安について赤裸々に歌っている。あまり多くを語らないTom Mischだが、最近のInstagramでは新曲を制作している様子を見ることができる。

8位:KERENMI『世界 feat. Moto from Chilli Beans. & Who-ya Extended』

音楽プロデューサーの蔦谷好位置がトラックメイクをおこない、楽曲ごとにさまざまなボーカリストを迎えるプロジェクトKERENMI。今回はChilli Beans.のボーカルMotoとWho-ya Extendedをフィーチャーした新曲『世界』をリリースし、9位に初登場。今週もっとも高い順位に初登場したHigh Power Debut曲となった。この曲について蔦谷は「日常生活において仕事や家族、友だちのことなどいろいろなことがあるけれど、そこから1歩踏み出して新しい世界へ旅立ってみよう。そんなことをイメージした曲になった」と話している。

7位:Sabrina Carpenter『Espresso』

エントリー5週目、先週から3ポイントダウンで7位に。Sabrina Carpenterは先日のアメリカの超人気番組『Saturday Night Live』で『Espresso』を披露した。番組内では子ども向けアニメ『Scooby Doo』のパロディコントに出演。子役としてSelena Gomez、Miley Cyrus、Britney Spears、Zac Efronなど数々のスターを排出してきたディズニーチャンネル出身だけあり、見事な“間のセンス”を披露した。

6位:aiko『相思相愛』

通算45枚目のシングル。先日King Gnuの新井和輝がナビゲートするJ-WAVE『SPARK』にゲスト出演したaiko。ライブについてのトークになった際に「いまでもライブで納得できないときや反省すべきがあったあとは、ホテルの部屋に戻ったときに泣いたりしている」と告白してホテルのメモ帳に「お前は最低だ」と書き、その気持ちを忘れないように手帳に挟んだりしていると明かした。

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5位:BE:FIRST『Masterplan』

エントリー4週目。先週2位にまで駆け上がり頂点を伺っていたBE:FIRSTだったが今週は3歩後退で5位に。去年も出演したBE:FIRSTが今年も夏を盛り上げる。BE:FIRSTはJ-WAVEがお送りするカルチャーフェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2024 -Best Music & Market- supported by TimeTree」に出演。出演日は7月15日(月)で、チケットの詳細などはJ-WAVEのウェブサイトをチェック。

4位:東京スカパラダイスオーケストラ『風に戦ぐブルーズ feat.TAKUMA(10-FEET)』

先週5位に初登場した東京スカパラダイスオーケストラが、今週さらに1ポイントアップで4位に。デビュー35周年のスカパラのキックオフコラボとなったのが、10-FEETのTAKUMAをフィーチャーしたこの曲。両者は10年前にも楽曲『閃光』でコラボを実施。スカパラデビュー25周年の際、バンドコラボ3部作の第一弾として10-FEETが選ばれたということだ。

3位:ILLIT『Magnetic』

先週1位から2ポイントダウンで今週は3位に。3月に1stミニアルバム『SUPER REAL ME』でデビューした、日本人を含む5人組K-POPグループのILLIT。『Magnetic』はデビュー曲にもかかわらずアメリカビルボードのメインチャート入りを果たす快挙を達成。ここ日本でもテレビ番組などでのプロモーションが功を奏して注目度がアップ。最高のスタートを切ったと言えそうだ。

2位:Slowe『Superego』

ブリストルを拠点に活動するSloweの『Superego』が先週から7ポイントアップで2位にまで上昇。同曲はJ-WAVEがおすすめする最新楽曲「SONAR TRAX」5月のリストにセレクトされている。Sloweはもともとウェールズで生まれ育ったアーティストで、そこから車で30分ほどのイングランドのブリストルの「ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・モダン・ミュージック・インスティチュート」という学校で音楽マネージメント、ギターや歌を学び、本格的な音楽活動に進んだそう。

1位:Post Malone『I Had Some Help(feat. Morgan Wallen)』

先週67位に初登場した『I Had Some Help』が66ポイントの特大ジャンプアップで頂点の座に。この曲にフィーチャーされているMorgan Wallenはテネシー州出身のカントリーアーティスト。2023年の年間全米アルバムチャートで1位を獲得するほどの人気を誇り、カントリーというジャンルを超えて広くポップスシーンでも大成功を収めている。Post Maloneは自身のInstagramでGwen Stefaniの夫でカントリー歌手のBlake Sheltonとも曲を作ったことをにおわせている。

1位:Post Malone『I Had Some Help(feat. Morgan Wallen)』
2位:Slowe『Superego』
3位:ILLIT『Magnetic』
4位:東京スカパラダイスオーケストラ『風に戦ぐブルーズ feat.TAKUMA(10-FEET)』
5位:BE:FIRST『Masterplan』
6位:aiko『相思相愛』
7位:Sabrina Carpenter『Espresso』
8位:KERENMI『世界 feat. Moto from Chilli Beans. & Who-ya Extended』
9位:Tom Misch『Insecure』
10位:Dua Lipa『Illusion』


『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。